カトマンズの交通事情

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パタンのダーバ・スクエア(渋滞の様子を示す写真ではありません)

カトマンズの交通渋滞はひどい

タメル地区の狭い道は常に 人、車、バイク、リキシャ、荷車がひしめき合っている。「譲る」ということを全くしない。皆が我先にと可能な限り突っ込んでいくのだから、いたるところでトラブルが起き、渋滞が発生する。

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2人乗りのバイクが多い(ボダナート前)

車の通れないようなほんの少しの隙があればオートバイが強引に割り込んでくる。その中を歩行者が という具合で延々と渋滞状態が続くのである。改善作は・・・ ない。私など、ひたすら身を小さくしながら五感を研ぎ澄ませて恐る恐る歩くのである。

バクタプルからの帰り 

カトマンズでは珍しい4車線ほどある道路にもかかわらず大渋滞である。車も多いが、オートバイの数が半端ではない。例によってむちゃな割り込みが前後左右からである。交通信号はたまに大きな交差点にあるのだがあまり役に立っていないみたいだ。警官が道角に立っていて交通整理にあたるのだが、あまり要領が良いとは思えず、慢性的に大渋滞だ。タクシーでバクタプル~バネソール(エベレストホテルあたり)までの約10kmを1時間近くもかかってしまった。が、日常のことと知る我がドライバーは平然としていた。

横断は命がけ

道路の横断はその大小にかかわらず命がけである。なんせ止まってくれないどころか、クラクション鳴らしまくって通り過ぎるのである。車だけでない。バイクがやたらと多いから始末が悪い。マナー云々というレベルではない。国民性なのか?衝撃的というより絶望的である。解決策・・・ ない。 それでも行きたい旅行者は慣れるしかないのだ。

1日中、車やバイクのクラクションがけたたましく鳴り響くカトマンズ。車社会の成熟度が低い為の現象であろう。そもそも車の走れる道路環境が整ってないにもかかわらずその数が多すぎるのである。近年の急速な経済発展の結果このような状況に陥ってしまったのである。 かつての日本もそうであったことを忘れてはならないとも思う。

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インドTATA社製のトラック