ネパールのおすすめホテル

今回カトマンズのホテルは HOTEL SHANKERdscn052340年前ネパールではじめて泊まったホテルがこの「ホテル・シャンカール」英国風のクラシックな外観、内装はネワールのデザインで統一されている。なんでも、元王妃の祖父が100年以上前に建てた宮殿を改装したホテルで50年以上の歴史があるそうだ。懐かしさを感じられると期待していたのに、記憶にあるものとは全く別の印象だった。40年も経てば周りの景観も変わるし、多感な23才の私と60を越えた今とは違うからなのだろうか・・・dscn1652%e5%8a%a0%e5%b7%a5dscn1649%e5%8a%a0%e5%b7%a5dscn1688%e5%8a%a0%e5%b7%a5dscn1689%e5%8a%a0%e5%b7%a5dscn1690-1英国スタイルなのでエレベーターに1Fはなく、Gの表示が。高級ホテルだがスタンダードルームだと8000Rs(約8000円)くらいで利用でき、コス・パ は良いのでお奨めしたい。 ダル・バートがすごくおいしかった。(800Rs)        www.shankerhotel.com

 

ポカラはいつもの Mum’sGardenResort

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ハンドカットの石で装飾されたおちついた外観の マムズ・ガーデン・リゾート

この地の伝統的な建築スタイルを思わせるユニークな外観、中庭など敷地内は1年中、色とりどりの花々で彩られている。フェワ湖やレイクサイドに近く、それでいてメイン道路から少しだけ離れているのでとても静か。朝はニワトリの声で起こされる。まさに癒される環境だ。屋上からはマチャプチャレをはじめ、アンナプルナ連山をま近かに望むことができる。 *ポカラは亜熱帯なので、冬でも昼間は上着なしでも過ごせるくらいだ。

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オーナーのD・シュレスタ氏一家
私がいつも泊まる部屋 壁・床は石づくり
私がいつも泊まる部屋 壁・床は石づくり
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フェワ湖が近い

時期にもよるが、だいたい4500Rs(4500円)程なのでとてもリーズナブル。アットホームで癒される時空間が得られる。   www.mumsgardenresort.com

ネパールでの移動

ポカラへの移動手段 今回はバスでdscn1539

今回(16.11)のネパールの旅では、毎回行くことにしているポカラへの移動手段を陸路、つまりバスにした。カトマンズ➝ポカラ間は直線距離で約150Km。いつもの空路(飛べば30分で着く)に比べ、時間はかかるが(渋滞込で約8時間余)はるかに安く済む。それと空路は遅延やフライトキャンセルが多く、日本での予約もうまくいかないのである。そこで今回、カトマンズのトラベル・エージェンシーにメールでポカラ行きバス「GreenLine」のチケットをお願いしておいた。移動の前日にチケットを受け取り、当日朝7時にバスパークに。定刻を30分遅れて8時、なんの案内もなく発車、ミネラル・ウォーターのペットボトルが配られる。すぐに渋滞でノロノロ運転に。カトマンズの市街を抜けるまでに1時間以上かかることに・・・でも、昼食休憩(バイキングで無料)を含め3回のトイレ休憩があり、予想してたよりは楽であった。(体調が良くなければかなりキツイかも。渋滞は帰りも同様でうんざり。)

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カトマンズ⇔ポカラ バス移動のログデータ (Nikon AW110 使用)
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渓谷のおしゃれなレストランで昼食

渓谷に沿っての道では、なかなかヒマラヤを望むことはできないが、それでも時々、白く輝く高峰が車窓からみえた。ポカラに近づくとアンナプルナⅡがみえてくるし、空路のポカラ入りとはまた違った趣である。見ず知らずの乗客同士もいつのまにか仲良しに。 ノンストップのはずなのにポカラに近い村ではバスを止めて降りる現地人がいるのに驚いた。やれやれやっと着いたと思いきや、なんと我々乗客を乗せたまま、GSで給油しているではないか。それからわずか数分で終着地であった。帰りのバスでは欧米人の客が大きな犬をつれて乗ってきたりで、いやはや「なんでもアリ」のツーリストバスであった。 無事に着けたのがなによりである。*GreenLineは最高級ツーリストバスであり、それ以外の市内を走る普通のバスに乗ることなど、私など素人には勇気のいることで、とてもできそうにないことである。

*注意! この「GreenLine」はカトマンズの発着地が異なる。行き(ポカラ行)はタメルの「GreenLine」オフィスからだが、帰りのカトマンズ終着地点は、少し北・西の繁華街「NayaBazar」であること。

 

 

 

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ポカラに近づくと遠くにアンナプルナ連山が・・・

 

ネパールのタクシーは大半が「軽」dscn0386

いつも個人で行くので、ネパールではタクシーが重要である。カトマンズの空港を出た瞬間から待ち受けるタクシーの呼び込みがあり、そのうちの一人と値段交渉が始まる。主要な行先には、一応「統一料金」があるそうだが、実際は行先を言うとふっかけてくるのが普通だ。タクシーといってもたいていは20年以上前の軽のスズキアルト(インド製のマルチスズキ)である。最近は韓国製のものもあるが、タクシーとするにはチープな車であることには変わりない。走れば(動けば)よくて、見てくれや乗り心地など、ドーでもよいのだ!タメルまで800Rsというので(相場は600Rs)「チープで汚い車だから400Rsにしろ」すると、「買ったときはきれいだったから負けられない・・・」と漫才みたいなトーク。 こっちは疲れていてさっさとホテルに行きたかったので600Rsで手を打つことに。

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「戻って来てもどの車かわからない」と言うと「Noを撮影しておけば良い」と言う が・・・?????

交渉が済むと自分でドアを開けて乗り込むのである。翌日の行動もタクシーだのみなので、ホテルの前にいるタクシーと交渉。カトマンズの市内観光コースを半日 3000Rs(約3000円)で成立。観光を終えて支払いを済ませると「明日も俺を呼んでくれ」と電話番号のメモを渡される。明日はポカラに行くと言うと、「カトマンズに戻ったら必ず呼んでくれ」と。まあ愛想も良かったし車も比較的きれいだったので、OKしたのだった。後日カトマンズに戻り、ホテルで彼に電話するも、つながらずやむなく別の車でヒマラヤ眺望のために「ナガルコット」まで往復3000Rsで成立し行くことに。ヒマラヤもよくみえたし、大大渋滞のなか頑張ってくれたので、チップもはずんで支払いを終えると、

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料金は交渉制のネパールのタクシー
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ヒマラヤの撮影中2時間も待っていてくれたタクシーのボパール氏

「明日のフライトは何時だ?」ときいてくる。で、その彼に空港までを頼んだのだが、翌日、約束の時間に来ないのだ。結局、別の超チープな超無愛想なヤツの車で空港に行くことに。あげくは約束の700Rsに対し1000Rs札をだすと、おつりがないという。(ほんとに???)「両替して来い」というので「お前が何とかして来い」とこっちも譲らない。結局550Rsだして150Rsまけさせた。(怒っていたが)つり銭くらい用意しとけよ!と言いたくなる。 タクシーではないが、旅行中「必ずメールするから」と言った人からメールが届いたためしがない。この国の人は約束をあまり重要視しないのかなと思うと少しかなしい。 *これからネパールを旅される方の参考になれば幸いです。(ネパ吉クマリン)クマリン6

ネパールという国

約2年ぶりにネパールを訪れた。(16.11) カトマンズの街はいつもの喧騒が健在で、活気に満ち溢れていた。大地震の爪痕はあちこちにみられたものの私が想像してたよりはマシでとりあえずは安心したのである。もっとも地震から1年半が経過しているので当然なのかもしれないが・・・  *むしろ地震後に起きた長期のガソリン不足の方がより深刻だったそうである。(在ネパール邦人談)

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2015.4.25に起きた地震で倒壊したカスタマンダップの再建現場
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基壇部分を残して倒壊したシヴァ寺院
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街角には様々な露天商が並ぶ

それにしてもネパールは不思議な国である。インドと中国という大国間にあり、小国ながら今までずっと独立を守り、独特の文化を継承してきたのである。どこかの国のように宗教、それも宗派の違いで争い続けているのとは対照的に、この国の人々はお互いの宗教を尊重しあい、受け入れあって共存しているのだ。ヒンドゥ―の神様と仏教の仏様が仲良く並んで祀られているお寺をよく見かけるのだが、彼らの知恵がそうさせているのだろう。不平等や貧困、あるいは地震など災害で苦しんでいても、それでも祈ることをやめない彼らの姿は、私には不思議でもあるが、新鮮にも映るのである。「厳しい生活だなぁ」などと思うのは我々だけの価値観であって、いつも「神々の住むヒマラヤ」に抱かれて生きている彼らは、本当は「幸せ」なのだと思えるのである。

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遺体を焼く煙がたちのぼるヒンドゥ―教の聖地「パシュパティナート」  輪廻転生を願い来世に向けて旅立つ・・・・
カトマンズ近郊ナガルコットより望むヒマラヤ(ジュガール山群ドルジェ・ラクパ6988m)

路行く人々は携帯電話やスマートフォンを持ち、さかんにやりとりしている。豊かになっているのだ。が、ここでも「格差」が拡大しているのだという。カトマンズやポカラなど都市部と辺境の村、成功した者とそうでない者、どうも世界的なこの格差の現象は今後、大問題になるのだろう。

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40年前?のカローラが健在!

*2016.11 ネパールを旅してきて・・・・・      (ネパ吉クマリン)

ポカラの宿

11月に約2年ぶりにネパールに行く。あの大地震後はじめてである。今回も目的はアンナプルナ。1年で最もヒマラヤがよく見えるとされる11月だが、実際に行ってみないとわからない。ビューポイントは今回もポカラ周辺。ホテルはいつもの「マムズ・ガーデンリゾート」である。一見、コテージにも見える落ち着いた石積みの建物で、もともと日本人との共同経営であったが、4・5年前から シュレスタ氏(Mr Deepak Shrestha)がオーナーである。賑やかなレイクサイドから少し離れるだけで、静かで人々の生活臭の感じられる好環境にある。                                         Mum’s Garden Resort <www.mumsgardenresort.com>

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マムズ・ガーデン・リゾートの中庭
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いつもの106号室をリクエスト
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TV等よけいなものはない質素で清潔な室内
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屋上からは真正面に「マチャプチャレ」

オーナーのシュレスタ氏はとてもフレンドリー。この日(2015.01)も 各国の宿泊客をあつめてバーベキューパーティ。スイス、デンマーク、カナダ、ネパール人、そして日本人が集う。(ひとり旅の私も輪の中に入り「国際親善」に貢献?)

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オーナーのシュレスタ氏
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「ネパールビール」も

さて、今回の行き方であるが、航空会社は中国南方航空。過去2回利用したが、1度目は広州からの乗り継ぎ便がキャンセルで広州で1泊することに。2度目は帰りのカトマンズ⇒広州便が飛ばず、カトマンズで1泊プラス、さらに広州でもう1泊したことがあるので今回もわからない。なにせ安いのである。(半年前にネット予約)

ヒマラヤビューが主な目的だが、やはり地震後のカトマンズの様子が気がかりである。1年半経つが、被災の様子、復興具合をこの目で確かめてこようと思う。「行くこと」で何とかしたい気持ちが少しはおさまるのではないかと・・・

ヒマラヤに魅せられて

40年前、初めて行ったネパール

真近かにアンナプルナ連峰を見わたせるポカラではあいにくの天気で、名峰「マチャプチャレ」をほんの一瞬、雲のすき間にのぞけただけで悔しい思いをして帰った。それから機会をみつけてはヒマラヤを観にネパールを訪れることにした。

昨年のネパール大地震では、多くの尊い人命が失われた上、貴重な文化遺産も多数失われた。観光客が激減し、観光収入に頼るこの国の経済は深刻で、もともと政治が安定していないため、地震災害復興の道はさらに険しい。

そこで「一人のネパールファン」としてできることは何かと考えた結果は「ネパールに行くこと。行ってお金を使うこと。」これも支援のひとつの方法だと信じてこれからも行こうと思う! ヒマラヤを観に ネパリに会いに・・・ (ネパ吉クマリン)(*故 岩村昇医師の著書のタイトルに因んで「ネパールの碧い空」としました)クマリン6

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