2019.1 カリガンダキ川に沿ってジョムソンまで四輪駆動車で往復してきた。が、想像以上にキツかった…悪路のせいと体調不良とで…
ヒマラヤの高峰アンナプルナとダウラギリの間を流れるカリガンダキ川は、ヒマラヤができる以前からチベットから流れ出ており、ヒマラヤの隆起と川の浸食作用で川床から東西それぞれに僅か10km程先に実に7000mもの高低差の世界最大級の大峡谷である。
断崖絶壁の景観がいたる所にあり、7・8000m級のヒマラヤたちを眺めながら行くのである。
120年程前、ひとりの日本人僧がチベットに経典を求めてカリガンダキをさかのぼって行った。河口慧海である。マルファにある「河口慧海記念館」も訪ねてきた。
ついに念願の慧海ゆかりの地「マルファ」にきて、師の苦難の旅の一端に触れることができたことを喜んでいる。師はこの地に3ヵ月滞在し、チベットに向かった。
ネパールではあるが、もうここはチベット文化圏であることを改めて強く感じる。
カリガンダキ川に沿ってヒマラヤを望む タトパニ→ジョムソン 📷
非日常を求めて今回もひとり旅、でもいつも新たな出会いがある。